被爆者相談所および法人事務所
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「原爆被害者の墓」のつどい 死没者の願いを引き継ぎ献花

埋葬・刻銘など37人に

 2012年10月28日、「原爆被害者の墓の前で故人を偲ぶつどい2012」が開かれ、小雨の中、被爆者、遺族など32人が参加しました。
 「原爆被害者の墓」は、2005年11月に有志が、身寄りのない被爆者と遺族のための共同墓地として八王子市高尾の東京霊園内に建立したもの。東友会はこの趣旨に賛同し、東友会の原爆犠牲者慰霊碑に埋葬されていた分骨と遺髪を移葬しています。
 2012年の「つどい」には初めて原爆犠牲者慰霊碑から分骨を移葬した遺族が参列。参加者全員が黙祷した後、保存会代表の山本英典さんが、2011年刻銘をした藤平とうへいのりさん(東友会元会長)の遺族が参列されたこと、10月6日に納骨された大手茂さん(北区)とこの日に納骨した野田ヒサミさん(杉並区)について紹介。参列者全員が献花しました。
 「原爆被害者の墓」には、現在37人が合祀されています。うち2人は刻銘のみ、23人は東友会の慰霊碑から移葬した分骨と遺髪です。

 「原爆被害者の墓」についてのお問い合せは、東友会事務局まで。

「原爆被害者の墓」の周りに集まった参加者は、椅子に腰かけたり立ったりしながら話を聞いている。
故人らを偲び墓前のつどい