【連載】こんにちは地区の会です
江戸川親江会
私たちは東京都江戸川区の被爆者の会、親江会です。
1961年から活動していましたが、1966年に正式に会として発足しました。当時85人だった会員は現在205人。そのうち二世会員は7人です。
1981年に区立公園内に「追悼碑」ができてから毎年7月におこなう追悼式を筆頭に、8、9月におこなう独自の「原爆展」を、「平和のための戦争展」とコラボレートして実施。同公園内でおこなわれる「葛西まつり」への参加、「研修旅行」「新年のつどい」「総会」など、1年を通じて活動しています。
とくに力を注いでいるのは親江会が独自に作った「原爆資料」の小中高生への提供です。若い世代への継承の一環としてとりくみはじめ、各校から申し込みがあります。
2012年は別途、フクシマ第一原発事故の影響を受けた冨岡町の人びとを、区の公園で育っているアオギリの苗3株を持って訪問しました。当初はお見舞いのつもりでしたが、「広島・長崎の原爆のことが聞きたい」ということになり、研修会になりました。
(高比良毅)