【連載】こんにちは地区の会です
文京・文友会
文友会は会員71人と比較的小さな被爆者団体です。2年前に会長が交代し、未だに手探り状態で、2カ月に1度の理事会と年1回の総会を開いています。
活動資金面で、多くの地区の会では区や市から何らかの支援を受けておられますが、文友会は区などから支援を受けることができない状態にあり、結果的に会費のみで運営しています。高齢化(80歳以上55%)に伴い会費の未納率も高く、約3分の1の会員からは応答がありません。
昨秋から、文京区福祉部生活福祉課その他にお願いしていますが、「特定の団体の支援はできない」と断られました。しかし、高齢化する被爆者の相互扶助をめざし、何としても区の支援を得る努力をしなければと考えています。
現在、「23区中部ブロック」の話し合いで、新宿区の加藤和巳会長や豊島区の山田玲子会長のご助言を戴き、前向きな計画を立てながら文友会の活動をすすめています。
2012年も個人的活動としては、北川前会長の紙芝居による証言活動と村山現会長による2件の被爆証言活動をおこないました。(村山季美枝)