被爆者相談所および法人事務所
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【連載】こんにちは地区の会です

府中きすげの会

 府中きすげの会の会員数は、現在79人です。
 役員は8人。平成22年までは男性が中心に運営していましたが、亡くなったり闘病のため引退したりが続き、女性6人が実働している現在の体制になりました。
 会としての第1は、会員に対する相談を中心に年1回の「25のポイント」を手渡す家庭訪問。敬老のお見舞いは今まで80歳以上が対象でしたが、会員平均年齢78歳という現状に合わないと2013年から全員に実施することにしました。
 他に入院や介護施設入所などの対応、原爆症認定申請、二世の医療証を利用している方、これから使いたい方への対応など、東友会と連絡しあい活動しています。
 第2に、核廃絶の願いを実現させたいという思いを込めた活動。市内の小中学校での被爆証言、パネル展示、社協主催の福祉まつりや「けやき平和チャリティコンサート」の会場でミニ原爆展を毎年開催しています。2012年はグリーンプラザのフロアーセブンフェアーでもおこないました。現行法の改正を求める請願署名を、家庭訪問のときやミニ原爆展の会場などで集めていますが、2013年は範囲を広げて目標数に届くようがんばりたいと思います。(木村京子)

人の背より高いついたてに貼られたパネルを見る人たち
原爆展の一場面から(府中)

多摩やまばと会

 やまばと会発足から31年目を迎えました。
 最初は会員さんの家を回って参加を呼びかけ、年末には60歳以上の方にお餅を配りました。映画「この子を残して」の上映などをして活動資金を作りました。
 現在では社会福祉協議会から研修費、広島・長崎への式典参加などの助成金をいただいています。
 多摩市の主催で平和展を(毎年)おこなっています。やまばと会は、平成9年から参加。2013年で17回目を迎えます。「原爆と人間」のパネル展示、被爆の体験談などをおこなっています。
 2013年から子どもたち5~6人を広島・長崎の記念式典に参加させることになりました。年間行事としては、新年会、医療講演会、総会、研修旅行などをおこなっています。
 会員さんは参加することを楽しみにされています。家族的な集まりです。これからも気軽に声をかけられる会でありたいと思っています。(堀場和子)

「車山山頂」の看板が背景にある集合写真
楽しかった研修旅行(多摩)