【連載】こんにちは地区の会です
杉並光友会
杉並光友会は、東友会より一足早く、2013年2月に結成55周年を迎えました。現在の会員数は307人。東京では、世田谷、練馬についで3番目に会員数の多い会です。
会の発足が早かったのは、第五福竜丸の被災を契機に起きた原水爆禁止運動の発祥が杉並区であり、肥田舜太郎医師が東京で最初に被爆者の健康診断をはじめたのが区内の診療所だったことなどの条件があったからです。
2012年は、役員が手分けして区内の被爆者を訪問し、新しい人が参加してくれるようになりました。
杉並光友会の特色は、2006年5月から6年間続けている「被爆者と区民の交流セミナー」。20回目となった2012年6月には広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長を迎えて講演会も開きました。このこともあって、杉並区が「平和市長会議」に加盟したことは、私たちの自慢のひとつです。
実相普及も多岐にわたって続けてきましたが、会員の高齢化にともなって困難になっています。しかし、残された人生を社会に役立てたいと痛感しています。(籾倉積)