被爆者相談所および法人事務所
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【連載】こんにちは地区の会です

江東・江友会

 1958年ごろの最初期は、東部の複数地区が合同でつくった被爆者の会が活動していました。その後、区ごとの会ができるなど組織的な変遷がありました。
 江東区でも被爆者の会はできましたが実質的な活動が停滞する時期がありました。
 現在の江友会の基礎ができたのは、植木孝一さんたちが中心になって江友会の再建にとりくまれたことに端を発します。区内の被爆者を一軒一軒訪問してよびかけ、1983年4月に再建総会が開かれました。それからは、会の旅行や「平和のつどい」のとりくみ、平和都市宣言を求める運動など、地域での活動が少しずつ活発になりました。
 現在の活動としては、隔月に会報「江友」を発行して会員の親睦を図るとともに、「原爆と人間展」パネルの展示を区内各地区の文化センターを持ち回りで毎年実施、江東診療所のご厚意で年2回の被爆者健診をおこなっています。
「お花見平和のつどい」や「原水爆禁止国民平和大行進」で縁の深い夢の島・第五福竜丸展示館が区内ということもあり、積極的に参加しています。
(森 貞士)

ついたてに展示された写真などを見る人たち。
区内を巡回する原爆展から