【連載】こんにちは地区の会です

西多摩南・きらら会

　きらら会は、あきる野市、日の出町、檜原村の3市町村の被爆者で構成。2002年に設立され、2012年10周年を迎えました。多摩川の支流である秋川と平井川の川面がキラキラ輝く美しいさまから命名しました。
　会員数は、設立時は25人でしたが、だんだん減少し現在は19人です。毎年1回開催する総会以外には、活動らしい活動はしていませんが、きらら会に対する会員の関心は高く、2012年の第10回総会は、東友会の村田未知子相談員を講師に相談会を兼ねて開いたところ、会員19人中16人が出席しました。
　会員の相談には、できるだけ自宅を訪問して相談を受けるように努力しています。
役員は7人ですが、東友会事務所まで2時間弱かかりますので、東友会理事の選出には苦慮しています。
　自治体などからの助成金を受けている地区の会はそれなりの活動ができていると思いますが、3自治体合併の会ということもあり、会員数の少なさとあいまって、財政的には苦労しています。何もできないどころか、存続すら危ぶまれています。（木谷聖三）