【連載】こんにちは地区の会です
大田・大友会
2013年は大友会の再建・創立から数えて30回目の総会を迎えます。以前は「誠友会」の名で活動していましたが財政難と人材不足で休会となり、1984年に「大友会」として再建されました。
大友会の特徴的な活動は、年2回の「日曜集団健診」です。大田病院と向山新医師の大きなご支援のもと、29年間続けています。(毎年)被爆二世も合わせて約50人が受診しています。
原爆パネル展も、大友会が働きかけて大田区にパネルを購入してもらってから毎年、区役所1階で開催され、「大田・平和のための戦争展」と合わせて、大勢の区民のみなさんに見てもらっています。
会報「大友」は年2回発行。相談会では、みんなで勉強し、励まし合っています。5月の「国民平和大行進」では大田産業プラザから川崎市役所まで行進し、被爆者として東京から神奈川へ引き継ぐ役目を果たしています。
創立30周年に向け、語れる人には被爆体験を、それができない人には被爆者の思いを書いてもらい、簡単な小冊子を作る準備にとりかかりました。(中川夏代)