被爆者相談所および法人事務所
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日本被団協代表団としてアメリカで遊説 平和願う人びとに証言

北区 北島滋子ますこ

 2001年12月3日より14日まで日本被団協の代表団として、日本被団協事務局次長の小西悟さん、長崎被災協の山田拓民さんと私の3人でアメリカに行ってまいりました。
 6日まではワシントンDCに滞在しました。国務省の軍備担当官と面会、核兵器廃絶と報復戦争の中止を求めました。ホワイトハウスにも行きましたが、共和党のかたには会えませんでした。反核の立場を鮮明にしている民主党のクセニッチ下院議員を訪問、第一秘書アイバチュリ氏と会談しました。議員は平和な21世紀を願っているとのことで、快く会談しました。
 9日まではボストンに滞在。タフツ大学での平和集会で、言語学者で平和運動家としても世界的に著名なノーム・チョムスキー教授にお会いしました。教授の講演会は定員350人の会場に500人以上が集まり、立っている人も大勢でした。私は分科会で証言をおこないました。アメリカ国民が戦争のない平和な21世紀を願っていることが感じられ、安心しました。
 13日まではニューヨークに滞在しました。国連本部で国連軍縮局情報部長マイケル・カサンドラ氏に会うことができました。ニューヨークではNGO軍縮委員会のマサコ・ロンドンさんにたいへんお世話になりました。マサコさんの協力もあり、国連ビル1階ホールで日本被団協が原爆展を開く予定(時期は2002年秋頃)とのことです。
 これからも気を引きしめて平和運動を続けていきたいと思います。みなさんの募金で派遣していただき、ありがとうございました。

ワシントンDCで、平和団体の人達との集合写真。
ワシントンDCで平和団体の人達と(2列目左から3人目が北島さん)