被爆者相談所および法人事務所
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被爆国の政府は核兵器禁止条約に参加してください 新春6・9行動

渋谷ハチ公前で訴え

 2023年1月6日、新春恒例となった被爆者援護連帯6・9行動が、今回は渋谷駅ハチ公前で取り組まれました。原水協や高校生平和ゼミナールなどから67人が参加。このうち東友会からは14人が参加しました。
 全員が揃いの水色のタスキを掛けて、「新年おめでとうございます」「今年もよろしく」「きょうは暖かい日でよかったね」と声を掛け合いながら、被爆国の日本政府が核兵器禁止条約に参加するために署名にご協力をと元気に呼びかけました。
 東友会の家島昌志代表理事と石飛公也理事が、マイクを持ち、核兵器の威力、広島での被爆体験と戦後の後障害について証言し、署名への協力を呼びかけました。
 東友会の参加者は、東友会の慰霊碑に彫られた「われら生命もて ここに証す 原爆許すまじ」のスローガンを染め抜いた旗や横断幕などを持ってアピールしたり、署名の画板を持って協力を依頼。署名名人といわれる中野区の江口幸子さんと江戸川区の齊藤玉子さんなどは若い通行人の目を見ながら優しく声をかけて訴え、核兵器廃絶への被爆者の願いを多くの人びとに伝え、共有していました。
 この日の行動で東友会として「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」50人分を集めることができました。

ハチ公前広場の一角に、「われら生命もて ここに証す 原爆許すまじ」と書かれた東友会の旗や「9条生かした被爆国の外交を 2023年 被爆者とともに核兵器のない平和な世界に前進しよう!」と書かれた日本原水協の横断幕を持って横に並ぶ、被爆者をはじめとした参加者たち。横断幕には翼を広げた白いハトのイラストが大きくプリントされ、広島の原爆ドームの写真と長崎の平和祈念像の写真もプリントされている。「核兵器と戦争のない21世紀を」と書かれたのぼりを持っている人もいる。
行動が終わった後、みんないっしょに
たすきをかけて署名板を持つ被爆者が、署名板に手を添えた通行人と会話している。その背後に、チラシを配っている人や、同じくたすきをかけて署名板を持っている被爆者など、通行人に呼びかける他の参加者も写っている。
若者に優しく語りかけて