被爆者相談所および法人事務所
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おりづるの子(東京被爆二世の会)
長引く新型コロナ禍のなか今後の活動を模索して

 2013年に発足したおりづるの子(東京被爆二世の会)は、結成8年目の活動に取り組んでいます。新型コロナ禍によりやむなく開催を断念した2020年5月の定期総会に代わるイベントとして、2020年10月に「おりづるの子 会員のつどい」をオンライン並行開催で成功させました。

新型コロナ禍により5月の定期総会開催を断念

 おりづるの子の2020年度の活動は、新型コロナ禍により4月7日に緊急事態宣言が発出されるという困難な状況のなかで、手探りの状態で始まりました。それ以降、対面をともなう活動はいっさいできなくなり、5月16日に予定していた2020年度定期総会も断念せざるをえませんでした。
 その後、7月4日に新型コロナ禍以来初めて対面での会議(運営委員会)を実施。8月に都議会各会派宛に2021年度予算についての要請書を送付し、9月には共産党都議団との予算懇談をおこないました。ゆっくりとながら、種々の活動を再開し始めた時期でした。

10月に「会員のつどい」をオンライン並行で開催

 10月31日、2020年度おりづるの子会員のつどいを実施し、会員ら21人(会場参加15人、Zoomによるオンライン6人)が参加しました。
 新型コロナ禍により新年度の活動を大幅に制限されてきたなか、ようやくこの会員のつどい開催にこぎつけ、おりづるの子運営委員でもある医師・青木克明氏の講演を中心とした催しを成功裡に実施することができました。私たちおりづるの子としては初めての試みである「会場・オンライン並行開催」にも挑戦しました。
 青木氏の講演は、長年広島で被爆者医療に取り組んできたご経験から、おもに広島の被爆者の現状を紹介。7月29日に広島地裁で原告被爆者らが全員勝訴を勝ち取った「黒い雨」訴訟の経過と今後の見通し、旧広島陸軍被服支廠倉庫の保存問題などを紹介し、最後に2021年1月に発効することが確定した核兵器禁止条約とそれを喜ぶ各地の動きなどにふれて締めくくりました。
 休憩後の質疑応答なども、会場・オンラインを交えて活発におこなわれました。

講演する医師と、机の席についてそれを聞く参加者たち。
おりづるの子会員のつどい。医師・青木克明氏の講演(2020年10月31日)

東友会の活動に参加・協力 10月に追悼のつどい

 東友会の各種の活動に参加・協力しました。コロナ禍の影響により10月4日に開催されることになった「東京都原爆犠牲者追悼のつどい」には、企画・準備段階から東友会、東京都生協連、東京原水協とともに実行委員として2人が参加しました。10月4日当日には会員7人がスタッフとして参加し、来場者の案内、献花補助、新型コロナ禍のため急遽必要となったマイクの小まめな清掃など、要所要所の役目を果たしました。
 東友会との定期協議を定例化し、今後は4カ月に1回のサイクルで継続することにしています。これも新型コロナ禍により中断していましたが、7月から再開しています。

献花台に向かって立ち、手を合わせながら頭を下げる人。その向こうに、献花用の花をいくつも置いたトレイを持つ人などスタッフが写っている。
「追悼のつどい」に、おりづるの子会員7人が当日スタッフとして活動(2020年10月4日)