「署名名人の被爆者」日本生協連のニュースで紹介
日本生協連の組織推進本部・組合活動部は、核兵器廃絶など平和活動の「ピースアクションニュース」を発行し、ヒバクシャ国際署名の活動に関するテーマも取り上げています。その3号に、中野長広会の江口幸子さんが紹介されています。題して「特別インタビュー・署名名人に聞く――署名した人の想いを力に」。
江口さんは6歳のとき長崎で被爆。想像を絶する体験に、戦後は家族のだれも原爆の話はせず、被爆者運動があるのは知っていても、距離を置いていたといいます。あるとき、長広会の人から署名活動を手伝ってほしいと言われ、最初は「嫌だなあ」と思いながら少しだけ手伝ってみようと考えました。実際に署名活動に関わって長広会や東友会のみなさんが懸命に働いている背中を見て、生きている間に何としても核兵器をなくしたいと思うようになりました。初めて街頭に立ったときは他の人の真似をしていたのですが、だんだんコツを覚えていき、長崎で被爆したことも話せるようになったといいます。署名してくれた人といろんなお話ができるようになる、と江口さんは語っています。
このように、「ピースアクションニュース」には、署名してくれた人から「がんばってください」と元気づけられることも多く、本当にうれしく署名用紙がキラキラした宝物のように思えます
という江口さんの人となりが紹介されています。一人でも多くの生協組合員のみなさんと被爆者が心を通わせ、いっしょにヒバクシャ国際署名の活動に取り組んでいきましょう。