おりづるの子(東京被爆二世の会)
ヒロシマツアーほかを実施 ヒバクシャ国際署名なども

 2013年に発足したおりづるの子(東京被爆二世の会)の、結成6年目後半の活動を振り返ります。かねてより会員から希望があったヒロシマツアーを実施し、日本被団協が呼びかけている「ヒバクシャ国際署名」などへの参加・協力などにも広がりが見られました。

ヒロシマツアーを12月1~3日に実施

 5月19日の定期総会を経て2018年度の活動に入ったおりづるの子の活動のなかで大きな課題の一つは、以前より会員から要望があったヒロシマツアーを、いつ、どのように実現するか、でした。会のその他の活動、ヒバクシャ国際署名などの動き、東友会の諸行事などを考え合わせながら、見学内容、旅行実務それぞれについて協力者を見つけ出してプランを具体化し、12月1~3日の実施となり、会員4人など11人が参加しました。
 1日目はピースボランティアの中澤昌子さんに平和公園内の碑めぐりを案内していただき、一つひとつの碑が建てられた経緯やこめられた思いを重く受け止めました。
 2日目はマイクロバスで市内の被爆遺構を多賀俊介さんの案内で回りました。広島城近くでバスを降りてフィールドワーク。中国軍管区の交換台で「広島がやられました。全滅です」「新型爆弾にやられました」と第一報を発した女学生で動員されていた岡ヨシエさんのことを聞き、被服廠跡で峠三吉の詩をみんなで読み上げ、案内の多賀さんの計らいで参加者それぞれの家族の被爆の場所で祈りを捧げることもできました。
 3日目の午前中はそれぞれで宮島を散策。午後は広島市立基町高校を訪問し、「次世代と描く原爆の絵」の実践活動のお話をうかがいました。この取り組みのなかでの生徒たちの成長や変化が伝わってきました。生徒たちの可能性という大きなお土産をいただいたツアーの締めくくりになりました。

原爆ドームを背後に立つ4人のツアー参加者
ヒロシマツアー、原爆ドーム前で(2018年12月1日)
ヒロシマツアー、被服廠跡でガイドの多賀さんに西日本豪雨支援金を手渡す(2018年12月2日)

サーロー節子さんの記録映画について学習交流会

 12月6日には、2018年7月から交流が始まった竹内道さん(米国ニューヨーク在住の被爆二世)を囲んでの学習交流会を参加者8人で実施し、竹内さんが現在取り組んでいるカナダ在住の被爆者・サーロー節子さんの記録映画について、そこにこめる思いや進行状況、エピソード2019年春完成後の上映活動などについてうかがいました。まず米国内の上映に注力し、その後は世界各国にも広げたいとのことでしたので、日本での上映には私たちもぜひ協力したい、何ができるか今後も相談したいなどと話がはずみました。

テーブルの席に着いて話し合う参加者たち
竹内道さん(いちばん右)との学習交流会(2018年12月6日)

ヒバクシャ国際署名を広げ東友会の諸活動にも参加

 7月末には、2018年度初めて、当会独自作成の都政への要請文を都議会各会派に送付しました。日本被団協が呼びかけている「ヒバクシャ国際署名」にも継続的に取り組んでいます。7月7日新宿西口たなばたアクション、10月30日ヒバクシャ国際署名を広げる都民のつどい、1月7日新春新宿西口行動には、それぞれ多くの会員が参加し、道行く人びとに元気よく署名を呼びかけました。
 東友会や被団協の各種の活動に参加・協力しました。11月12日、東友会が毎年開催している東京都福祉保健局との懇談会に参加。山田みどり副会長が発言。11月25日の大田地区なんでも相談会にも山田副会長、日暮真裕美運営委員が参加し、被爆二世からの質問に答えました。12月20日の、日本被団協、原爆症認定集団訴訟全国原告団、同全国弁護団連絡会と厚生労働大臣との定期協議には、当会から10人が参加しました。