お部屋で手軽にストレッチ運動 (9)四股のポーズ
監修:平山雪野 (イラスト:西山すすむ)
ストレッチ3カ条
- 呼吸しながらおこなう
- 反動をつけずに伸ばしていく
- 痛みを感じるような無理をしない
今回は四股のポーズです。
このストレッチは、股関節を中心に、腰回りや下半身全般の筋肉を使います。効果は高いのですが、高齢者には少しばかり負担が大きいストレッチになりますから、くれぐれも無理はしないようにしてください。
イメージとしては、相撲の力士がおこなう基本動作を思い起こしてください。ただし、力士がやるように気張る必要はありません。
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まず、両足を肩幅よりやや広く開き、足先を外に向けます(図A)。
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ゆっくり呼吸を続けながら、膝が90度くらいになるまで、お尻を下げていきます(図B)。この時、膝が肩より前に出てしまうと、膝を痛めてしまうので気をつけましょう。
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この姿勢で痛みがない場合は、右肩を内側に入れ、息を吐きながら、膝を外側に少し押します(図C)。
ゆっくり戻してから、左側も同じ要領でやりましょう。