おりづるの子(東京被爆二世の会)が総会 活発に意見交換
おりづるの子(東京被爆二世の会)は4月19日、2013年4月の結成から1年を経て、初めての定期総会を豊島区南大塚の東京労働会館地階会議室で開催。会員24人が参加しました。
家島昌志・東友会執行理事の来賓挨拶の後、総会議事に入り、2013年度活動報告、2014年度活動方針などについて、参加者全員によって審議しました。質疑応答には、予算項目や会員拡大の方法など、具体的な質問・意見が次つぎに飛び交い、二世として今後どのような活動をしていくべきか、活発な意見交換の場になりました。
被爆者の記念講演も 二世が被爆者の話を聞く意味を受け止めて
総会審議の終了後、日本被団協事務局長次長の藤森俊希さんによる記念講演がおこなわれました。約40分の講演は、前半部が藤森さんご自身の被爆体験、後半部に核兵器をめぐる世界の動きを中心とする内容でした。
参加者からは、「なぜ日本が核兵器廃絶のイニシアチブをとれないのか」「二世が被爆者の話を聞く意味の大きさを知った」などといった質問や感想などが出され、活発で具体的な議論が交わされました。
最後に、参加者全員による簡単な自己紹介をおこない、会として今後どのような活動をすすめるべきか、一人ひとりが何をするべきか、また何を考えるべきか、確認し合う有意義な時間となりました。