葛飾区長も広島へ献水 葛友会のよびかけで広島、長崎に

　葛飾・葛友会（葛飾区内在住の被爆者の会）は、1980年に区の援助と会員の募金を集めて広島・長崎両市の平和公園に植樹をした「平和祈念の木」の前で、2002年も「献水の儀」をおこないました。
　8月6日の広島市の式典のあと「クスノキ」の前で挙行された「献水の儀」には、青木勇区長をはじめ区議会議員や区の職員、区派遣の青年たちなど50人が参加。参加者は葛友会の友谷幾会長らとともに献花や献水、折り鶴を捧げ、東友会の田川時彦会長があいさつをしました。
　9日の長崎市の式典の前に「クロガネモチ」の前で開かれた「献水の儀」には、区と区議会の代表、葛友会の代表など30人が参加しました。杉浦次郎吉・葛友会副会長と東友会の戸瀬英男事務局次長、長崎被災協の山田拓民事務局長などがあいさつしました。
　両市の「献水の儀」には、都内の地区の会から派遣された代表も東友会の代表とともに参加し、水を求めて亡くなられた犠牲者を偲んで、献水をしました。