被爆者年末お見舞い訪問 お見舞いの意義は大きいが課題も
2025年12月7日、「第61回被爆者に年末見舞金を贈るつどい」が開かれ、東京原水協から東友会に年末見舞金が贈られました。これを受け、各地区ごとに年末から年明けにかけて被爆者を訪問。見舞金といっしょに生協から贈られた手作りの編み物を届けました。2026年1月13日までに寄せられた報告のなかから一部を紹介します(訪問日順)。
地区からの訪問報告(訪問日付順)
町田市
町友会は12月14日、町友会など3人が参加して2人の被爆者を訪問し、お見舞金や編み物を手渡しました。
一人は男性で、脳梗塞の後遺症があるとのこと。デイサービスなどの介護を受けていますが、顔色もよくお元気そうでした。被爆時のお話をうかがいました。
もう一人は女性で、やはり病気の後遺症で左半身が不自由になり車椅子生活です。介護施設に入居しておられますが、前向きな人で、依頼があれば被爆証言にも出向いておられます。(二日市美海)
練馬区
被爆者練馬の会は12月19日から25日にかけて、役員2人で見舞金や編み物を届けながら、お声掛けしてきました。 訪問したのは6人。一人暮らしで通院生活者の3人と外出が困難と聞いていた3人です。一人で暮らしの94歳の女性は、身の回りは出来るが外出は出来ないとのこと。97歳の一人暮らし男性は「外出は怖くて、ほとんど家にいる」と話していました。
その他の人たちもみな90歳以上で、生活はたいへんそうでした。それぞれに励ましの言葉をかけ、またお会い出来る時を楽しみにしていますと話しました。(綿平敬三)
中野区
中野長広会の役員1人と中野原水協の役員1人が参加し、12月23日に2人の高齢被爆者を訪問しました。
一人は107歳の人で入院中。他の一人は92歳ですが毎週通院しながらも元気に過ごしている様子でした。
年を追うごとに、お見舞いしたい人に連絡のつかないケースが多くなっています。訪問する側の役員も高齢化し、お見舞い訪問もいろいろと課題が多いと感じるひと時でした。(家島昌志)
墨田区
12月25日、墨田折鶴会から2人と墨田原水協から1人が参加し、4人の被爆者を訪問しました。
高齢かつ一人暮らしで心配していた人が、思ったよりお元気で、現在施設を探しているとのこと。他の人たちも治療通院中で、老々介護の現実を深く感じました。
墨田折鶴会の定例会の議事録を毎月送っているので、活動状況についてはよく理解してもらっており、会のお手伝いが出来ないと4人ともお返しを用意されていたり、お見舞金以上のカンパをいただきました。編み物についても、大事に使いたいとお礼の言葉をいただきました。
訪問することで、お互いに励まし合う機会となりました。(湊武)