被爆者相談所および法人事務所
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あずま裁判の勝利を原爆症認定集団訴訟に 原告を励ますつどい

 きれいな色彩の『勝利の傘』が、故・あずま数男かずおさんの妻・朝子さんから原爆症認定集団訴訟の原告へ、大きな拍手のなかで手渡されました。2005年6月2日に開かれた「あずま原爆裁判の勝利を集団訴訟へ―集団訴訟原告を励ますつどい」の一場面です。
 この『傘』は、5年前(2000年)に京都原爆裁判で勝利した小西健男さん(故人)があずまさんに「必ず勝訴を」と贈ったもの。『傘』を受けた東京の原告30人のうち、提訴から2年間で3人が死去し、病状が悪化と高齢化のため法廷に参加できない原告が増えています。
 「つどい」は、年内に結審という山場を迎える集団訴訟の原告を励まし、支援をさらに広げるため、東友会と東京おりづるネットが共催したもの。被爆者や支援者114人が会場につめかけました。
 支援団体の激励のあと、歌手の横井久美子さんがアメイジング・グレイスの曲にのせた峠三吉の詩「にんげんをかえせ」を歌唱指導。あずま裁判の勝訴を分析した高見澤昭治弁護士は、「東さんのC型肝炎が原爆症と認められたことは、原爆放射線が要因の一つであっても認定すべきだという方向性が出された。画期的なことだ」と報告。中川重徳弁護士は、映像を使って集団訴訟の争点と今後の動きを報告しました。
 この日は集団訴訟原告7人も参加。一人ひとりがマイクを持って自己紹介し、被爆者を代表してたたかう決意を披露しました。

会場の壇上、集団訴訟原告の一人が傘を手渡される場面。その後ろに他の集団訴訟原告が並んでいる。
あずまさんの遺族(右)から『勝利の傘』を贈られる原告たち

おりづるネットが総会 もっと支援の輪をひろげよう

 2005年6月2日、東京おりづるネットの第6回総会が開かれました、これは「集団訴訟原告を励ますつどい」に引き続いておこなわれたものです。
 総会では高橋昌平ネット事務局長が、あずま裁判が2004年3月に地裁で勝訴し、2005年3月でも高裁で完全勝訴した経緯をふまえ、1年間の活動をつぶさに報告。会計報告では、加盟個人数も団体数も増えているが、会費納入が停滞している問題が率直に報告されました。
 2005年度は、おりづるネットの組織拡大、原告の激励、裁判傍聴、署名、募金、学習を強めるとともに、他県の裁判とも連携していくことを確認しました。
 役員は、児島徹会長以下、20人の役員が提案通り確認されました。東友会から出るおりづるネットの役員は、飯田マリ子副会長と上田紘治事務局次長になりました。

並べられた机に着席し話し合う参加者たち。
おりづるネットの総会