被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定ケースbyケース

 東友会を通じて原爆症認定申請を出した被爆者の審査結果をお知らせします。

認定

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
悪性リンパ腫男性14歳長崎・三菱兵器工場、爆心地より1.4キロで直接被爆。頭と顔に傷。夕方爆心地付近を通過して避難。11日から血性下痢、傷の化膿、嘔吐、吐き気、食欲不振9月末まで。8月末から倦怠感。9月から脱毛。1946年以降も倦怠感、微熱、傷やヤケドの化膿がつづく。2004年2月から左顎下の悪性リンパ腫の抗ガン剤治療中。2004年7月27日申請。
大腸ガン男性12歳長崎市本原町、爆心地より1.7キロで直接被爆。8月末まで被爆地にとどまる。重度火傷のため10月まで意識不明。火傷の完治は8年後。ケロイドになる。2004年6月に大腸ガンの手術。縫合不全による細菌性腹膜炎で再手術。2004年7月30日申請。
甲状腺ガン女性17歳広島駅構内、爆心地より1.7キロで直接被爆。背中と腰3カ所に負傷。翌日から発熱、倦怠感。1959年から1962年結核の治療。後も緑内障、胃十二指腸潰瘍にかかり、2004年5月甲状腺ガン手術。2004年8月16日申請。