被爆者相談所および法人事務所
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厚生労働省交渉 国は「高度の蓋然性」など従来の姿勢

 2004年3月4日におこなわれた日本被団協の厚生労働省交渉に東友会の藤平とうへいのり会長、あずま原爆裁判弁護団の安原幸彦弁護士など11人が参加しました。
 今回の要請では、国家補償問題、健康管理手当の更新手続きの全廃、原爆症認定問題など2003年の交渉から継続している問題とともに、判決を迎えるあずま原爆裁判の問題も取り上げられました。
 国側からは岡山幸平・西田道弘両課長補佐などが対応。被爆者がもっとも関心のある健康管理手当の更新では「手術や投薬で治癒が可能な5種の障害は更新手続きを残した」と回答。原爆症認定問題でも「健康管理手当との関連で高度の蓋然性が求められる」など従来の回答に終始しました。

藤平会長
厚労省交渉で原爆症認定行政の抜本的改善を要請する藤平会長