ブッシュ政権はイラク戦争おこすな 全国被爆者いっせい行動
渋谷では50人 被爆二世もかけつけ訴え
イラクへの武力行使が緊迫した情勢のなかで、日本被団協が呼びかけた全国被爆者いっせい行動が、東京では2003年2月19日午後、JR渋谷駅前広場でおこなわれました。
「ブッシュ政権はイラク攻撃するな、世界のどこにも核兵器を使うな」の横幕を手に、東友会の31人を含めて50人が、1000枚のビラを配り、ブッシュ大統領宛のハガキを販売し、一人ひとりがマイクで、「世界のどこにも被爆者をつくるな」と訴えました。行動には、「東友会のウェブサイトでこの日のことを知って」と駆けつけた2人の被爆2世もいました。
街頭行動の後、参加者は3班に分かれ、ブッシュ大統領への要請書をもってアメリカ大使館へ、小泉総理宛の要請書をもって内閣府へ、川口外務大臣宛の要請書をもって外務省へ、それぞれ出向きました。
イラク・フセイン大統領への要請は、大使館側の都合で別の日程になり、21日、2等書記官と会見。大量破壊兵器を造らず、持たず、使わず、廃棄することを求めました。