原爆症認定ケースbyケース

　却下されたら「集団訴訟」をとの決意で東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の審査結果をお知らせします。今回は、2003年2月4日に通知のとどいた3件です。

認定

申請病名	性別	被爆時年齢	被爆状況など	申請年月ほか
ボーエン病（皮膚ガン）	男性	12歳	広島市吉島町1.2キロ直爆。7日から15日まで中心地で捜索。倦怠感、火傷の化膿、大量の脱毛、吐き気。1995年から7カ所にできたボーエン病と前ガン状態の部分を5回の手術で除去。	2002年8月22日申請。
甲状腺機能低下症	女性	8歳	長崎市稲佐町3丁目2キロ直爆。黒い雨2時間受ける。下痢、発熱、突発的な高熱、傷の化膿。	2002年8月23日申請。

申請病名	性別	被爆時年齢	被爆状況など	申請年月ほか
甲状腺機能低下症	女性	7歳	長崎市大浦町3.8キロ直爆。10日から2～3日中心部で捜索。外傷のない両手が長期間化膿。	2002年8月22日申請。