いまこそ実相普及を 「原爆展をすすめるつどい」
1年間の「原爆と人間展」を総括し、新年度への企画を練る「原爆展をすすめるつどい」が、2003年2月7日、大塚のラパスビルで開かれました。
参加したのは被爆者、東京原水協、東京民医連、東京都地域消費者団体連絡会(都地消連)の人ら34人。
東友会の横川嘉範・実相普及委員長は、基調報告で「イラクへの核攻撃が心配されているいまこそ、被爆の実相を広げる運動が大事」と強調しました。
東友会の蒔添安雄実相普及委員は、2002年度に被爆者の会がかかわって開催した「原爆と人間展」は73カ所398日間で参観者は4万8000人を超えたと報告。東京原水協からは、原爆展開催を呼びかけたビラを冊子にして、各地の特徴が語られました。都地消連、多摩、東村山、豊島、足立、民医連などから発言がありました。
藤平典・東友会副会長が「被爆の惨状を初めて知ったという人が多い。自治体や学校に働きかけて原爆展を開こう」とのべ、閉会しました。