被爆80年事業ホットニュース 原爆パネル展開催迫る
いよいよ2025年8月15日から「祝 ノーベル平和賞受賞 被爆者とともに ヒロシマ・ナガサキ原爆パネル展」が始まります。この原爆パネル展と広島・長崎ツアーについて東友会は、東京都生協連によびかけて「被爆80年東京ピースプロジェクト」を立ち上げ、協働の企画としてすすめてきました。
国連原爆展の全パネル
日本被団協は、5年ごとに開催されるNPT(核不拡散条約)再検討会議の2005年の会議から、2010年、2015年と3回、国連来訪者のロビーで原爆展を開いてきました。2020年のNPT再検討会議はコロナ禍のため延期され、2022年に開かれたとき展示をおこないましたが、この時期の国連のロビーは一般には開放されていませんでした。
今回は、この国連原爆展で使用された48枚のすべてのパネルを展示します。パネルの大きいものは縦が130センチもあるため、一部は縮小しています。
全48枚のパネルは、タイトルと焼き場に立つ少年の2枚のあとに、5つのテーマに分類されています。
第1は「破壊と殺りく」が10枚。広島・長崎の原爆投下当時の被害が明らかにされています。
第2は「ヒバクシャの生と死」が13枚。急性症状などで亡くなった被爆者の写真や原爆とたたかい核兵器廃絶を訴え続け「遅れた原爆死」をとげた6人の被爆者の姿が紹介されています。
第3の4枚は「核の脅威」。ウランの採掘や核実験の被害、原発事故を紹介しています。
第4は「国連と被爆者の歩み」の8枚。国連発足から日本被団協結成、世界で核兵器廃絶を訴える被爆者の姿を紹介します。
第5のパネルは10枚。世界の核弾頭数から非核兵器地帯、TPNW(核兵器禁止条約)採択とともに、青年たちのとりくみが生き生きと紹介されています。
そして最後の1枚は被爆者からのメッセージです。
これだけ核兵器被害の全体像がコンパクトにわかりやすく区分整理された展示物は、他にはないものです。
会期中は被爆者が常駐
東友会は、パネル展の全期間、被爆者の役員と事務局員を配置し、入場者の質問などに対応できるよう準備をしました。
入場は無料です。暑い時期ですが、被爆二世・三世、知り合いの方がたに呼びかけてください。ご来場をお待ちしています。

日付 | 時間 |
---|---|
15日 金曜日 | 10時から17時 |
16日 土曜日 | 10時から20時 |
17日 日曜日 | 10時から20時 |
18日 月曜日 | 10時から17時 |
19日 火曜日 | 10時から17時 |
20日 水曜日 | 10時から17時 |
21日 木曜日 | 10時から17時 |
22日 金曜日 | 10時から17時 |
23日 土曜日 | 10時から20時 |
24日 日曜日 | 10時から18時 |