被爆者相談所および法人事務所
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ビキニ船員訴訟 原告側が反論の陳述 優先すべきは軍事機密か人間の被害か

 第五福竜丸の被災が有名ですが、アメリカがビキニ環礁でくり返した複数回の核実験では多数の被害が出ています。一連の核実験で被災した船員の船員保険適用訴訟が東京地裁で続いています。
 被告の全国健康保険協会は実態も調べないまま、軍事機密を前提とした米側資料等に基づく専門家の意見を理由に、保険適用を否定してきました。訴訟でも、原告側の主張には根拠がないと主張しています。
 2025年6月17日、東京地裁の法廷では原告側が専門家の援助を得て反論。東友会かは8人が傍聴しました。弁護士会館で開かれた報告集会では、東友会の木村一茂執行理事が激励の挨拶をおこないました。

「ビキニ事件はまだ終わっていない!」「核実験被災船員の救済を」「ビキニ労災訴訟を支援する会」
ビキニ船員訴訟の入廷行進