被爆者相談所および法人事務所
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立川ふれあいクリニックで集団健診 被爆者・二世45人が受診

 2025年5月25日、立川市にある立川ふれあいクリニックで被爆者と被爆二世の集団健診がおこなわれました。親子連れで健診を受けに来た人も多く、被爆者22人、二世23人が受診。この日、胃がんと乳がんの検診も希望者16人が受診しました。
 立川ふれあいクリニックの集団健診は18年間で35回目。被爆者と二世のためだけに毎年6月と11月の日曜日にクリニックを開け、職員や元職員、職員家族がボランティアで協力しています。今回の健診には医師3人を含む34人が対応しました。
 東友会理事でもある同院の向山新医師をはじめ、オスロのノーベル平和賞受賞式に参加した山田秀樹医師、長年広島で被爆者を診てきた被爆二世の青木克明医師がそろって診察や検診に対応。待合室近くの相談コーナーでは、東友会の的早克真相談員が被爆者や被爆二世の制度活用や介護保険についての相談に応じました。
 旧知の被爆者同士も話を弾ませ、なごやかな雰囲気に包まれていました。健診の後は、山田秀樹医師が映像を使ってオスロ訪問の様子を報告。日本の被爆の実相を伝える取り組みが国際的にも影響を与えていることを感動的に語りました。43人が参加し熱心に聞き入っていました。

ロビーに並べられた長机で、病院職員と受診者が向かい合って椅子に座り、手続きをしている。
一人ひとり丁寧に聞き取って