4月の6・9行動 全員がマイクで訴え
2025年4月9日正午から、JR御茶ノ水駅前で4月の「被爆者援護連帯6・9行動」がおこなわれ、日本原水協など4団体から22人が参加。「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」への協力を呼びかけました。
この行動は毎月、広島・長崎に原爆が落とされた日にちなみ、6日か9日におこなわれています。
東友会からは13人が参加し、被爆者一人ひとりがマイクをもって、「原爆がうつる」と差別を受けた体験談や、「広島・長崎のある日本は核兵器禁止条約に参加すべきだ」などの思いを語りました。家島昌志代表理事は、「日本政府は核兵器禁止条約に背を向け、締約国会議にオブザーバー参加もしない。一人ひとりの署名で政府の態度を変えていこう」と呼びかけました。
被爆者らの訴えに、道行く人たちは「核兵器による被害を知っている日本にしかできないことがある」、「いまは介護で手一杯だが、わたしも何かをしたい」と話しながら、全体で42人が署名に応じてくれました。
