恒例となった新年の慰霊碑献花 2024年も被爆者運動を一歩前に
2024年1月11日、東京都原爆被害者協議会の役員は、例年と同じく葛飾区青戸平和公園内の原爆犠牲者慰霊碑の前に集まり、新しい年の出発点として核兵器廃絶と原爆被害への国家補償を求める運動をすすめる決意をこめて献花をしました。
参加したのは、家島昌志会長など12人。日中の最高気温が7度ほどの寒い日でしたが、原爆で亡くなった人たちを思い、2024年の東友会の運動もがんばろうと誓い合いました。
参加者はその後、文京区湯島の平和と労働センターに移動し、2024年最初の協議会役員会を開催。来年の被爆80年を展望した新しい年の運動をどう進めるか議論しました。
高齢化した被爆者だけでは支えきれなくなりつつある東友会の運動や相談事業について、都内の諸団体に懇談を申し入れること、1月に実相普及委員会の企画で、他団体の人びとを招いて初の「東京・原爆展交流会」を開くこと、2024年2月を皮切りに「地区出張相談会」をおこなう企画、東友会結成65周年事業の仮決算などが、議題として話し合われました。