被爆者相談所および法人事務所
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東友会医療講演会 関心高い「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」をテーマに

 東友会は2024年12月16日、2023年度の医療講演会を文京区の平和と労働センターで開催しました。東京都からの委託事業として毎年開催しているものです。今回のテーマは「帯状疱疹の話」で、講師はみさと健和病院皮膚科の庄司道子医師でした。
 最近、予防接種(ワクチン)のお知らせやマスコミでも取り上げられている「帯状疱疹」。開催案内をみて問い合わせが続き、13地区から20人が参加しました。
 湊武執行理事の司会で始まった医療講演会は、黙祷、家島昌志代表理事の開会あいさつのあと、さっそく庄司医師が登壇。スライドで図や病状の写真を示しながら「どんな病気か」「注意すること」「ワクチンの効果」の3つの観点から講演し、病気が起こるメカニズムや症状・症例をリアルに説明しました。
 参加者の関心が高かった帯状疱疹ワクチンについては、「不活化ワクチン」と「生ワクチン」の2種類があることと、それぞれの特徴、安全性、副反応、接種後の注意事項などについて細かく解説しました。
 帯状疱疹ワクチンの接種には、助成をおこなっている自治体が多いが、助成額や申請方法は自治体によるので、接種前に確認しておいた方がいいことなども配布資料で補足しました。
 講演後の質疑応答では、「じんま疹と帯状疱疹の見分け方がわからない」「帯状疱疹のもととなる水疱瘡(水痘)に罹ったことがあるか覚えていないが、ワクチンを受けるべきか」など多くの質問が出され、その一つひとつに丁寧に回答しました。
 庄司医師は最後に、帯状疱疹の予防のために最も基本的で大切なこととして「免疫力を高めること。ストレスを軽くすること」を指摘。そのために、「食事は色とりどりの旬のものをおいしく食べ、お風呂にもゆっくり入ってください」と語りました。
 医療講演会は、濱住治郎執行理事の閉会あいさつで終了しました。
 参加者の感想では、「友人が(帯状疱疹の)後遺症で長く苦しんでいる。ワクチンを受けておけばよかったと言っていた」「具体的な症例が聞けて、自分が罹ったかどうかを見分ける参考になった」「帯状疱疹とじんま疹、ヘルペスなどの違いがよくわかった」「帯状疱疹ワクチンに対する各自治体の対応状況の資料が参考になる」などの声が多く寄せられました。

広い部屋に並べられた長机に、参加者が着席している。会場前方に立てられた大きいスクリーンに、なんらかのスライドが投影されている。
スライドを使いながらの分かりやすい話に参加者も納得
参加者の一人が席で立ち、マイクを使って質問をしている。
会場からの質疑も活発に
講師の庄司医師