立川相互ふれあいクリニックで集団健診 コロナ禍でも健康管理は大切
2021年5月23日、立川相互ふれあいクリニックで恒例となっている被爆者集団健診がおこなわれ、被爆者24人、被爆二世15人が受診しました。
日曜日の健診でしたが青木克明医師、向山新医師、山田秀樹医師をはじめ30人を超えるスタッフのほとんどがボランティアで対応。希望者は松本直人歯科医師による無料の歯科検診も受診しました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、従来の「受診者1人にボランティア1人が付いて案内する」という進め方はできませんでしたが、1階から3階までの要所要所にスタッフが配置され、受診者を案内していました。
東友会からは村田未知子主任相談員が参加。用意された相談コーナーで被爆者の手当受給や健康不安を訴える被爆二世からの相談に対応。さらに、この日、向山医師の診断で家族介護手当が受給できる被爆者があり、6月に申請書を提出しました。
参加者からは、「やっぱりここで健診していただくと安心です」「毎年申し込んでいましたが、いつも定員を超えたのでと断られました。やっと受診できました」などの声がありました。