被爆者の要望で健診実施 立川相互ふれあいクリニック
2020年11月8日、立川相互ふれあいクリニックで通算26回目の被爆者健康診断がおこなわれました。2020年はコロナ禍のため、同クリニックでは前半期の集団健診を中止。しかし被爆者から健康診断を受けたいとの要望が寄せられ、急きょ開催が決まったものです。
感染予防対策を徹底し、例年おこなう一人ひとりへの寄り添い案内や交流会は取り止め、健診だけを実施。被爆者・被爆二世あわせて48人が受診しました。日曜日でしたが多くの職員が参加して対応に当たりました。
健診のはじめに、被爆二世でもある青木克明医師が連帯のあいさつ。核兵器禁止条約などの国際情勢にも触れながら、今後も被爆者を支援していきたいと訴えました。健診会場には相談コーナーが設けられ、東友会の的早克真相談員が被爆者や二世の相談に応じていました。