東友会制作の『常緑樹』 都が都内全介護施設・ケアマネージャーに配付
東友会が東京都の委託を受けて発行しているパンフレット『常緑樹』は、毎年1月に都内の被爆者に無料で東友会が郵送しています。2005年は、東京都がこの『常緑樹』を介護保険の施設に送ります。3000冊の増刷の費用は東友会から支出し、送料は東京都が負担します。
今回の『常緑樹』のテーマは「介護保険と被爆者」。介護保険の導入前から東友会が発行し、20回以上も改訂してきた同名のリーフレットを、さらに充実させたものです。
東京都の青木恵子被爆者援護係長に「介護サービス費と被爆者手帳の関係が介護保険施設の人びとに知られていない。介護を受ける被爆者や制度を知らない家族が説明するのは無理なので、『常緑樹』を送ってほしい」と、東友会相談員が話したところ、「被爆者の窓口として同じ思いです」と、話がまとまりました。