被爆者相談所および法人事務所
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アメリカの臨界前核実験に抗議 大使館へ戦争やめての唱和

 アメリカ・エネルギー省が2001年9月27日、通算14回目の臨界前核実験を強行したのに抗議して、東友会は日本被団協のよびかけに応じて、埼玉被団協、東京原水協とともに28日、アメリカ大使館前で抗議と要請の行動をおこないました。この日はまた、同時多発テロにたいしてアメリカ政府が報復戦争を宣言していることから、「テロには反対、報復戦争起こすな」の要請もおこないました。行動には、東京、埼玉、熊本の被爆者25人と、原水協らで40人が参加。
 今回の抗議行動は、テロ犠牲者への黙とうから始まりました。黙祷に続き、日本被団協の藤平とうへいのり代表理事が「暴力は限りない報復合戦を招く」と要請文を、東友会の飯田マリ子副会長が「核兵器は絶対に使うな」と抗議文を、埼玉県しらさぎ会(埼玉の被爆者団体)の服部道子さんが「地獄をくり返させるな」と要請文を読み上げ、「テロリストは法で裁け」「戦争を起こすな」の唱和を大使館にぶつけました。

アメリカ大使館前で、横断幕や原爆展パネルを掲げて参加者が横一列に立って並んでいる。一人がハンドマイクを使って訴えている。
抗議する被爆者と東京原水協の人びと