厚生労働省第3回在外被爆者問題検討会 在外被爆者3氏が意見
2001年10月4日、厚生労働省の第3回在外被爆者問題検討会が開かれ、在外被爆者の意見聴取がおこなわれました。崔日出さん(韓国)、倉本寛司さん(米国)、森田隆さん(ブラジル)が意見を陳述し、それぞれ在外被爆者の苦しい生活現状を切々と述べ、援護法の適用を訴えました。
また、傍聴席の秋葉忠利広島市長が発言を求め、市の在外被爆者支援事業を説明しました。次回は11月8日。
議員懇談会も在外被爆者招く
2001年10月5日、衆議院第一議員会館で「在外被爆者に援護法適用を実現させる議員懇談会」が開かれました。
国会議員13人と被爆者など30人が参加。在外被爆者代表から意見を聞き、議員懇として10月20日から韓国へ調査に行くことを決めました。「帰国を理由に特別手当打切りは違法」と大阪地裁に提訴した在韓被爆者の李在錫さんも初参加。在外被爆者差別の不当を訴えました。
この李さんが、国分寺・国分会の西野稔さんと中学の同級生だったとわかり、56年ぶりの再会を果たす一幕もありました。