被爆者相談所および法人事務所
〒113-0034 文京区湯島2-4-4平和と労働センター6階
電話 03-5842-5655 ファックス 03-5842-5653
相談電話受付時間
平日 午前10時から午後5時、土曜 午前10時から午後3時

原爆被害者の墓 好天のもと新たに2人を納骨

 八王子市高尾の東京霊園にある「原爆被害者の墓」に2026年3月15日、新しく2人の遺骨が埋葬されました。
 一人は2026年1月10日に亡くなった岩嵜澄子さん。渋谷区在住で目黒区の老人ホームに入所していた広島4キロの直接被爆者、享年99歳。死後、保佐人から東友会に、「墓」への納骨を希望していたので、対応してほしいとの連絡がありました。保佐人によれば、長く東京で独り暮らしを続けてきた人で、親類はいるが、遠方に住んでいるので埋葬について一任されたとのことでした。この方からは、東友会には24年前に手当申請の相談がありました。
 もう一人は1月号「東友」に訃報を掲載した、港区在住で東友会広報委員長だった吉兼實さん。享年98歳、広島で被爆しました。「墓」には先に夫人が納骨されています。東京に住む甥が本人の遺志を聞いて、東友会に連絡してきました。
 これで「墓」に埋葬されている被爆者と家族は、刻銘だけの人も含めて72人になりました。
 納骨の日は天候に恵まれ、同行した原爆被害者の墓保存会の村田未知子代表が、吉兼さんの遺族とともに献花しました。

「原爆被害者の墓」の、墓石の背後にある地下納骨室のふたが開けられている。1人の人が納骨室に降り、上半身をだして、骨壺の一つを両手で持ち上げている。そばにもう一つ骨壺が置かれている。その様子を3人が近くで見守っており、1人は骨壺に向かって手を合わせている。墓石の間には花が供えられている。
厳粛におこなわれる納骨作業