原爆被害者の墓 好天のもと新たに2人を納骨
八王子市高尾の東京霊園にある「原爆被害者の墓」に2026年3月15日、新しく2人の遺骨が埋葬されました。
一人は2026年1月10日に亡くなった岩嵜澄子さん。渋谷区在住で目黒区の老人ホームに入所していた広島4キロの直接被爆者、享年99歳。死後、保佐人から東友会に、「墓」への納骨を希望していたので、対応してほしいとの連絡がありました。保佐人によれば、長く東京で独り暮らしを続けてきた人で、親類はいるが、遠方に住んでいるので埋葬について一任されたとのことでした。この方からは、東友会には24年前に手当申請の相談がありました。
もう一人は1月号「東友」に訃報を掲載した、港区在住で東友会広報委員長だった吉兼實さん。享年98歳、広島で被爆しました。「墓」には先に夫人が納骨されています。東京に住む甥が本人の遺志を聞いて、東友会に連絡してきました。
これで「墓」に埋葬されている被爆者と家族は、刻銘だけの人も含めて72人になりました。
納骨の日は天候に恵まれ、同行した原爆被害者の墓保存会の村田未知子代表が、吉兼さんの遺族とともに献花しました。