「被爆者と一緒に歩いてください」 東都生協平和のつどい 村田相談員が講演
2024年8月17日、東都生協が新宿区内の会場で「第20回東都生協平和のつどい」を開催。197人が参加しました。
第1部で東友会の村田未知子主任相談員が「被爆者と歩いて42年 みなさんに知っていただきたいこと」と題し、映像を使いながら40分講演。相談事業から知った被爆時の地獄の有様、直後の悲惨な状況、その差別や偏見、孤独な死をとげた被爆者の実態などを紹介。人生の6割を被爆者と一緒に生きてきたが、自分も高齢になり、いつまで一緒に歩けるかわからない、「被爆者の友人をつくってください。被爆当時のこと、その後のこと、被爆者の人生を聞いてください。核兵器廃絶のために一緒に歩いてください」と参加者に呼びかけました。参加者から「被爆者の遺した言葉が紹介されて涙がでた」などの声が寄せられました。
その後、35年間続く手編みの編み物の贈呈に、中西俊雄執行理事が感謝の挨拶をおこない、練馬区、足立区、江戸川区から参加した被爆者8人が編み物を受け取りました。