被爆者相談所および法人事務所
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東友会 医療講演会 背骨と腰痛のはなし

日ごろ疑問だった話が聞けた 知識と実技の両面から学んだ講演会

 東友会は2022年10月16日、文京区の平和と労働センターで2022年度の医療講演会を開き、被爆二世を含めて18地区38人が参加しました。医療講演会は東京都からの委託事業として毎年開催しているものです。
 今回のテーマは「背骨と腰痛のはなし」で、講師は立川相互病院副院長で整形外科医の向山むこうやまあらた医師。開催要項が決まって案内を始めた直後から参加申し込みが続き、関心の高さがうかがえました。
 講演では、向山むこうやま医師が詳しいスライドを用意。何枚ものX線(レントゲン)写真を使って基本的な骨の構造や病気になったときの状態などを示しながら、腰痛をはじめ、骨粗鬆症、脊柱管狭窄症など様ざまな病名とその症状、原因、治療法、薬などについて、ユーモアを交えてわかりやすく説明。予防のための日常生活のポイントでは、解説だけでなくロコモーショントレーニング(足腰の体操)の実演までしました。
 参加者は身を乗り出して熱心に聞き入っていて、ロコモの実演では自身も体を動かしていました。
 質疑応答の時間には、参加者が次つぎと手をあげ、自分の体調不良の現状や対処法を質問。向山むこうやま医師は一人ひとりの質問に丁寧に回答しました。
 感想は参加者の半数以上から寄せられ、「病院ではあまり説明してもらえないので、勉強になりました」「とてもわかりやすいお話しで参考になりました」と好評な声が寄せられました。

広い部屋に並べられた長机に、参加者が間隔を開けて着席している。会場前方の天井からさがる大きいスクリーンに、大写しされたなんらかのX線写真が投影されている。
X線写真を示しながらの具体的で分かりやすい講演
参加者の一人が、席で立ち、マイクを使って質問をしている。
次つぎに会場からの質問が
参加者も講師も、その場で立っている。
参加者もいっしょにロコモの実演
講師の向山むこうやま医師