2022年3月末の全国被爆者数 東京は4087人、10人を切った県も

　2022年3月末の被爆者数が厚生労働省から公表されました。
　すべての都道府県で被爆者数は減少しており、10人を切った県（山形）もあります。東京も、このペースで減り続けるならば、来年は3000人台になることは確実でしょう。減少数ばかりが目立ちますが、全国で10万人規模の生存被爆者がいるのも事実です。
　高齢化した被爆者の実情にふさわしい援護・支援の実施、被爆体験や被爆者の願いの次世代への継承を強化していくことは、本当に待ったなしの状態になっています。