被爆者相談所および法人事務所
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2022 ピースアクション in TOKYO 手をつなげる仲間がいることの喜び

 東友会と東京都生協連、東京地婦連が共催する「2022ピースアクション in TOKYO」が、2022年5月22日に東京ウィメンズプラザホールで開催されました。コロナ禍のため今回は3年ぶりの開催となりましたが、会場への入場者を制限し、インターネットで同時配信するハイブリッド(複合的方法)での企画となりました。閉会後に予定していたピースパレードは感染拡大防止のため中止にしましたが、当日会場には96人が参加し、当日オンライン配信には41人、開催後の動画は42人が視聴しました。

舞台の上に密集して並ぶ参加者たち。全員がマスクを着用しており、なにかメッセージが描かれたうちわを持っている人達が多い。天井からは「2022 ピースアクション in TOKYO」など大きく横書きれた看板が天井から提げられている。
集会の最後に参加者全員が登壇して記念撮影

 オープニング・ピースコンサートではシンガーソングライターの中村里美さんとギタリストの伊藤茂利さんが、平和の大切さを歌と音楽で表現。来賓の広島・長崎両市の東京事務所長の紹介に続けて、広島市長、長崎市長からのビデオメッセージが上映されました。
 「語り継ぐ」の被爆証言は、国立原爆死没者追悼祈念館が作成した小平市の久慈敏子さん(広島被爆)のDVD上映。参加者から「静かな語り口ながら強い気持ちが込められていた。このような語り口で話されるようになるまで、どんなに苦しまれたのだろうと胸が苦しくなった」などの感想が寄せられました。
 後半は参加7団体の平和の取り組みを紹介するリレートーク。最後は、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を強く求め、核兵器廃絶を訴え続けるアピールが朗読提案され、満場の拍手で確認されました。

舞台そでの演壇に立って、手元の資料を見ながらマイクで話している人がいる。その周りに、他の団体の発表者が椅子に座っている。舞台正面の大きいスクリーンに、東友会の相談活動についての映像が投影されている。
各団体がおこなった活動報告から