被爆者援護連帯6・9行動 ウクライナ情勢への関心高く
広島・長崎に原爆が投下された日付にちなみ、毎月6日または9日におこなっている「被爆者援護連帯6・9行動」が2022年4月6日、新宿駅西口でおこなわれました。コロナ禍のため、高齢の被爆者の健康を考慮して東友会はしばらく参加を控えていましたが、今回は3カ月ぶりに参加。10人が街頭に立ち、「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」への協力を呼びかけました。
今回は、ロシアのウクライナ侵略、プーチン大統領の核兵器での威嚇という状況もあり、ウクライナからのロシア軍の即時撤退、核兵器廃絶も訴えました。
フリートークでは東友会の石飛公也執行理事が広島での被爆体験を語り、「76年たった今でも原爆の後遺症としてがんを発症する恐怖におびえなくてはならない。プーチン大統領に核兵器は絶対に使わせてはいけない。核廃絶のために署名に協力を」と呼びかけました。
東友会からの参加者は、「われら命もて ここに証す 原爆許すまじ」の東友会の旗を掲げたり、署名板を携えて道行く人に協力を呼びかけたりして活動しました。
ペンをとって署名に応じたひとりは、「私は広島出身。原爆でいとこと親せきが亡くなった。核兵器は絶対にだめ」と語っていました。この日、東友会が集めた対政府署名は33人分になりました。