被爆者相談所および法人事務所
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原爆犠牲者追悼のつどい
コロナ禍の制約のなか被爆75年にふさわしく

 東友会は1965年から55年間、原爆犠牲者追悼事業を続けてきました。2019年までの「追悼のつどい」は、原水爆禁止東京協議会、「おりづるの子」(東京被爆二世の会)、東友会の3団体が実行委員会を作っていましたが、2020年から東京都生活協同組合連合会が加わり、4団体で企画・運営をおこないました。コロナ禍のため6月から延期になり、入場者数も制限されましたが、被爆75年にふさわしい「追悼のつどい」が挙行できました。

 2020年10月4日、東京都主催、葛飾区が後援する「原爆犠牲者追悼のつどい」が、葛飾区のテクノプラザかつしかで開催され134人が参加しました。このつどいは、東京都の委託を受け東友会が実施主体となっています。
 「追悼のつどい」は、最初に参加者全員が黙祷。小池百合子都知事が、「原爆の記憶を風化させることなく、人類共通の記憶として、確実に次世代に継承していくことが、私たちに課せられた使命」と式辞を述べました。続いて、東友会の家島昌志代表理事があいさつ。核兵器禁止条約を批准する国が増え、間もなく発効の見通しがついたことにふれ、「唯一の戦争被爆国である日本政府が、この条約を批准するよう強く求めたい」と原爆犠牲者の霊前に決意を述べました。石川良一都議会議長、広島・長崎両市長のメッセージが紹介された後、葛飾区の青木克德区長、医師の向山新さんから、それぞれ被爆者とともに核兵器廃絶を求めるとの決意を込めた追悼の辞が捧げられました。
 参列者の献花は、原爆死没者の名前が読み上げられるなか、都知事を先頭に厳粛に執りおこわれました。その後、東友会の石飛公也執行理事が、核兵器禁止条約の発効が迫っているなかで「先達の尽力を生かして努力することを誓う」と捧げる言葉を述べました。
 つどいの最後は、「長崎の被爆から生きて『被爆者』になった私の人生」と題して、生後5カ月で被爆し、後障害のがんの転移とたたかう中西俊雄執行理事が映像を使って証言。はじめての被爆証言でしたが、後障害への不安と核兵器廃絶への願いを静かに語り、感動を呼びました。

 2020年は「追悼のつどい」が開催延期になったことに加え、当日も会場の定員を超えたため20人以上の方の入場をお断りせざるを得ませんでした。あらためてお詫びいたします。

会場正面のスクリーンには映像が投影されている。その手前に祭壇がしつらえてある。参列者が、間隔を置いて並べられた椅子に着席している。
2020年は入場者数に制限が設けられ席の間も広く取られました

慰霊碑への献花式 75年の重みと死没者への思いを胸に

 「追悼のつどい」に先立ち、「原爆犠牲者慰霊碑」への献花式が実行委員会主催でおこなわれました。慰霊碑は葛飾区の支援を受けて区立青戸平和公園内の「非核平和祈念塔」の隣りに設置されています。
 キンモクセイの香りが漂う青戸平和公園に集まった80人ほどの参加者は、慰霊碑の前で黙祷。東友会の家島代表理事が、1965年から55年間続けてきた東友会の原爆犠牲者を悼む思いと追悼事業、慰霊碑建立の経過、碑文などを紹介しました。つづいて、2020年8月の長崎市平和祈念式典に参列した東京都派遣遺族代表の小川新七さんと東京都生協連の秋山純専務理事が、参加者を代表して献花。そのあと、参加者は「追悼のつどい」の会場テクノプラザかつしかに徒歩で移動しました。

慰霊碑前に集まって立つ参加者
慰霊碑前で厳かに

「追悼のつどい」「慰霊碑献花式」にご参列いただいた方がた(敬称略・順不同)

 2020年度の「追悼のつどい」と「慰霊碑献花式」には、国・都・区の議員、自治体関係者をはじめ、各界から多くの方々にご参列をたまわりました。紙幅の都合で、遺族・被爆者以外の来賓を掲載し、お礼に代えさせていただきます。(なお、実行委員会構成団体の東京都生協連、東京原水協、おりづるの子、東友会の方がたは割愛させていただきました。)

 小池百合子(東京都知事)、石川良一(東京都議会議長)、初鹿明博(衆議院議員・無所属)、塩村あやか(参議院議員・立憲民主)、竹谷とし子(参議院議員・公明)、田村智子(参議院議員・共産)、米川大二郎(都議会議員・都民ファースト)、舟坂ちかお(都議会議員・自民)、野上純子(都議会議員・公明)、和泉なおみ(都議会議員・共産)、中村ひろし(都議会議員・立憲民主)、奥澤高広(都議会議員・東京みらい)、山内れい子(都議会議員・生活者ネット)、上田令子(都議会議員・自由を守る会)、八木洋治(自民党東京都支部連合会事務総長)、市岡泰三(広島市東京事務所長)、徳満伸一郎(長崎市東京事務所長)、青木克德(葛飾区長)、馬男木賢一(三鷹市副市長)、平田みつよし(葛飾区議会議長)、そうだ次郎(目黒区議会議長)、村上宇一(豊島区議会議長)、大島ひろし(昭島市議会議長)、磯山亮(小平市議会議長)、小山たつや(葛飾区議会副議長)、安西俊一(葛飾区議会議員・自民)、秋家聡明(葛飾区議会議員・自民)、高木信明(葛飾区議会議員・自民)、秋本とよえ(葛飾区議会議員・自民)、梅沢とよかず(葛飾区議会議員・自民)、黒柳じょうじ(葛飾区議会議員・公明)、くぼ洋子(葛飾区議会議員・公明)、江口ひさみ(葛飾区議会議員・公明)、山本ひろみ(葛飾区議会議員・公明)、三小田准一(葛飾区議会議員・共産)、木村秀子(葛飾区議会議員・共産)、米山真吾(葛飾区議会議員・区民連合)、かわごえ誠一(葛飾区議会議員・区民連合)、戸谷彩(生活協同組合パルシステム東京)、坂本浩行(生活協同組合パルシステム東京)、関有紀(東都生活協同組合)、桶口久美子(生活協同組合コープみらい)、佐々木隆茂(生活協同組合コープみらい)、安田和也(第五福竜丸平和協会)、田原聖子(東京自治労連)、渡辺吉司(東京非核政府の会)、長谷川邦夫(東京平和委員会)、木村陽治(原水爆禁止葛飾協議会)、細谷正幸(原水爆禁止葛飾協議会)、山本康子(新日本婦人の会葛飾支部)、石川貞夫(原爆忌東京俳句大会)、園田久子(医師)、青木克明(医師)、向山新(医師)