藤井都議から資料とどく ヒアリングで要望した被爆二世の医療費助成
2020年8月25日の都議会公明党の予算要望ヒアリング(聴き取り)で東友会が依頼した「東京都の被爆二世医療費助成の資料公開」について、藤井一都議会議員(大田区選出)から、2020年9月18日に資料が届きました。
東京都が2019年度に認定した被爆者の子(被爆二世)の医療費助成は2944件。1人の二世が複数の病気について認められている事例もあるため、件数は人数とは一致しません。
障害別にみると狭心症や心筋梗塞などの循環器機能障害が25%、甲状腺機能低下症、糖尿病など内分泌腺機能障害が24%、がんや白血病などの細胞増殖機能障害が18%、変形性脊椎症や関節症などの運動器機能障害が13%であり、この4種の障害が全体の8割をしめていることがわかりました。障害別にみると生命に直接かかわるがんや白血病、心筋梗塞など心臓の病気の治療を受けている二世が多いことがわかります。
藤井都議からは、同じような施策を実施している神奈川県についても調査するとの連絡がとどいています。