世田谷で地区活動強化の相談会 地区の会の活動を続けるために
被爆者の地区の会の活動が困難になっている世田谷区で、2019年10月30日、活動を強めるための相談会が三軒茶屋で開かれました。この日の案内は区内を走る東急世田谷線・東急田園都市線沿線の被爆者に郵送。区内から13人、東友会と支援者6人が参加しました。
最初に、世田谷同友会の木村徳子会長から会の活動が困難になった状況が報告され、村田未知子主任相談員が、地区の会の重要性にポイントを置いて、被爆者と被爆二世の施策について説明しました。
家島昌志代表理事は、各地の被爆者の会の活動を紹介。「被爆者は高齢者になったが核兵器廃絶への動きが広がっている。東友会や日本被団協を支える地区の会の活動がますます重要になっている。東京都内で一番多い395人の被爆者が住む世田谷区で無理のない活動を続けてほしい」と訴えました。
参加者からは、「母に代わって参加した。お手伝いしたい」と被爆二世からの声もあり、2月に小田急線沿線でも、このような懇談会を開くことになりました。