被爆者相談所および法人事務所
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東友会 地区相談員養成研修交流会
被爆者の現状を知り、実物の申請書類で学ぶ

 2019年9月29日、東友会地区相談員研修交流会が、平和と労働センターで開かれ、18地区から36人が参加しました。
 第1部は「被爆者の現状と長生きの秘訣」のテーマで青木克明医師が講演しました。
 青木医師は広島出身の被爆二世。長く広島共立病院の健康診断センター長として被爆者の健康診断を担当し、原爆症認定訴訟を医師として支援するなど被爆地・広島の活動の要となってきた方ですが、今回定年退職後、家族の住む東京に転居されたことを知り、講師をお願いしました。
 講演は、被爆者の現状から在外被爆者、「黒い雨」被害者訴訟などについて、先生が集めた統計を分析し、映像を使って解説。長生きの秘訣として、病気の予防と早期発見、孤立しない、平和な世界を軸に、健やかな食生活、適度な運動、定期健診の積極的な受診などを強調しました。
 第2部は東友会の村田未知子主任相談員が「地区相談員がまず知っておきたいこと」のテーマで説明。被爆者の医療費が無料なのも、各種手当を受けられるのも、被爆者自らが運動して実現させた「権利」であること、被爆二世の医療費助成などは東京都の条例として勝ち取った「権利」であることを強調し、この権利を正しく活用するために、専門的な知識がなくても対応できる相談について、申請書類の実物に要点を書き込んだ資料を使って解説しました。
 その後、東友会相談所が受けた最近の被爆二世からの相談の傾向について的早克真相談員が、江戸川区と足立区の地区相談員が、初めて対応した事例を報告。参加した18地区のすべての相談事業が報告され、充実した研修・交流がおこなわれました。
 参加者からは、「研修交流会は、これから生きていくのに役立ちます。地区の会の仲間と一緒にすすめたいと思います」、「青木先生のわかりやすいお話に引きつけられました。機会があれば、また、ぜひお聞きしたい」、「地区相談員が知っておきたいという実物の申請書類は、とても役に立ちます。別ファイルにして保管しておきます」、「最後のまとめで『会員の名簿を見てください』といわれた山田玲子理事のお話しは、相談員として胸にこたえました」などの感想が届きました。

起立して黙祷する参加者たち
「また聞きたい」の感想も
講師の青木医師