「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」 大々的に宣伝・署名
国会議員も4人参加
2019年9月26日、東友会は国連が定めた核兵器の全面的廃絶のための国際デーの街頭演説会と署名行動を新宿駅西口でおこない、被爆者26人をはじめ70人が参加し、166人分のヒバクシャ国際署名と1万円を超える募金が寄せられました。この行動は初めて東友会と東京原水協が共催し、日本原水協が後援したもの。2013年9月26日に国連本部で初めて核軍縮に関するハイレベル会議が開かれたことを記念して、翌2014年から国連が毎年呼びかけている国際的な行動日です。
宣伝車の上からは、東友会の家島昌志代表理事、大岩孝平理事が広島での被爆体験から核兵器廃絶を願う被爆者の思いを語り、4人の国会議員がマイクを握りました。
国会議員として最初にマイクを握ったのは、被爆二世の井上哲士参議院議員(共産)。つづいて、東友会の依頼には欠かさず参加している初鹿明博衆議院議員(立憲民主)、山添拓参議院議員(共産)も。「おりづるの子」(東京被爆二世の会)の会員でもある塩村あやか参議院議員(立憲民主)も駆けつけ、それぞれが通行人に核兵器廃絶をめぐる国際情勢を知らせながら、核兵器禁止条約に背を向ける政府の姿勢を批判し、ヒバクシャ国際署名への協力を訴えました。
彼岸が過ぎたとは思えない強い日差しが照りつけた日でしたが、被爆者は青いタスキをかけて、原水協の人びとともに、通行人にボールペンを差し出し、熱心に署名への協力を呼びかけました。