東友会結成60周年にふさわしい年めざし浅草・雷門前で新春6・9行動
日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准を
晴天に恵まれた2018年1月6日、初詣の参拝客や外国人観光客で混雑する浅草寺の雷門前で、核兵器廃絶への被爆者の願いを訴えました。2018年は東友会結成60周年。記念すべき年の初仕事として、東京の被爆者と被爆二世は、「核兵器ゼロ・原爆被害に国の償いを」の文字を染め抜いた青いタスキをかけて道行く人びとに訴えました。
この行動は「核兵器廃絶6・9行動」として原水協が60年以上、原爆が投下された6日か9日を期して毎月、全国でおこなってきた行動の一環。今回は、東友会も参加する「ヒバクシャ国際署名東京連絡会」と日本原水協が共催する行動となり、東友会をはじめ「おりづるの子」の4人、原水協、東京連絡会の人びとなど60人が参加しました。東友会の家島昌志執行理事はマイクを持って、広島での被爆体験と核兵器廃絶への願い、「ヒバクシャ国際署名」への協力を訴え、その後、被爆者が次々とリレートークをおこないました。
つづいて、ノーモア・ヒバクシャ訴訟東京弁護団の内藤雅義弁護団長、日本原水協の安井正和事務局長、日本宗教者平和協会の僧侶・森修覚師、「おりづるの子」(東京被爆二世の会)の山田みどり副会長、東京原水協の石村和弘事務局長などが、国連での「核兵器禁止条約」の採択、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のノーベル平和賞受賞などにふれながら、核兵器廃絶への強い願いと、日本政府が核兵器禁止条約に署名・批准するよう交代でよびかけました。
参加者は、それぞれが画板を持って人混みのなかで声をからして署名への協力を訴え、1時間の行動で133人分の署名を集めました。