被爆者相談所および法人事務所
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ノーモア・ヒバクシャ東京第2次訴訟
「科学の名でこれ以上被爆者に苦しみを強いるな」 ふたりの弁護士の弁論に共感の声

 原爆症認定を求める「ノーモア・ヒバクシャ東京第2次訴訟」の口頭弁論が2014年10月29日午後、東京地裁803号法廷でおこなわれ、被爆者、支援者など70人が傍聴しました。
 弁論に立ったのは、原告代理人の宮原哲朗弁護士と森孝博弁護士の2人。
 宮原弁護士は、2010年12月から2013年12月まで26回にわたって開かれた厚生労働省の「原爆症認定制度の在り方に関する検討会」を批判。「広く起因性を認め」、「総合的・全体的な認定の手法」で被爆者援護をするべきだと述べました。
 森弁護士は、国側が35人の学者、医師など連名で出してきた「意見書」について「科学の名でこれ以上被爆者に苦悩と苦痛の甘受を強いることを繰り返してはならない」と述べました。
 裁判はこの後、12月3日に原告・山本英典、結城健両氏にたいする本人尋問、12月9日には民事第2部の口頭弁論(703号法廷)。その後に「ノーモア・ヒバクシャ訴訟の勝利をめざす東京集会」が開かれます。

3万人余の署名東京地裁に提出

 10月29日、東京地裁で開かれたノーモア・ヒバクシャ東京第2次訴訟の開廷にあわせて、原告団と東友会、弁護団の代表は東京地裁民事2部と38部に「公正審理要請署名」を提出しました。
 今回提出したのは、2部に1万8600人分、38部に1万7800人分。これまでに提出した署名とあわせて裁判所に提出した署名は4万6400人になりました。
 参加した代表46人は、それぞれ署名簿を手に、「私は広島で被爆しました。生き残った家族もがんで死にました。ぜひ公正な判決を」「核兵器をなくすめために、ぜひ被害の実態を認めてください」と、核兵器廃絶や被爆の実態など被爆者の思いを伝えながら署名を提出しました。
 今回提出した署名のうちの1万8558人分は、東京土建から届いたものです。

原告(被爆者)側弁護士が弁論している場面。傍聴席、法廷に向かって右側最前列から見た場面。右側手前が国側の席、その奥に裁判官、左手奥に被爆者側の席。左端に弁論している弁護士が描かれている。
被爆者の思いを代弁し、法廷で発言する弁護士(スケッチ:石飛公也)