被爆者相談所および法人事務所
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空襲連が結成4周年集会 戦後70周年に空襲被害者等援護法成立を

 終戦記念日の2014年8月15日、全国空襲連結成4周年を記念する集会が、江東区のカメリアホールで開かれ、350人が参加しました。
 第1部は、無差別空襲の残酷さを伝えるDVD「生きて伝える」の上映のあと、東京と大阪それぞれの大空襲を経験した2人が証言。全国空襲連の星野弘運営委員長が、「2015年の終戦70周年を期して空襲被害者等援護法の成立を目指してたたかいを進めよう」とあいさつしました。
 共同代表の中山武敏弁護士、出席した国会議員や政党からの激励やメッセージ披露のあと、連帯する各団体があいさつ。東友会の家島昌志事務局長は、「被爆者は運動によって成果を勝ち取ってきた。被爆70周年となる2015年をめどに援護法の抜本改正を目指している。ともにスクラムを組んでたたかおう」と連帯のあいさつをしました。
 休憩後の第2部は、合唱団「この灯」による合唱でスタート。専修大学で教鞭をとる元朝日新聞記者の藤森研さんが、学生たちに教えてきた体験を交えて「平和をどう伝えるか」という講演をしました。
 最後に、空襲被害者等援護法や記念館建設を求めるアピールを採択しました。

集会の舞台全景。「この国を、東京を、ふたたび 火の海にさせない」「全国空襲被害者連絡協議会結成四周年のつどい」の垂れ幕が下がっている。舞台上には数人分の椅子が並べられており、立って話している一人以外は着席している。
東友会も連帯のあいさつ