葛飾区で非核平和祈念のつどい 「核兵器使うな」を伝えたい
葛飾区と葛飾区の被爆者の会・葛友会が共催する「非核平和祈念のつどい」が2014年8月1日、葛飾区で開かれ400人が参加しました。「つどい」は、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を祈念するために1990年から毎年開催され、2014年で25回目。青木克徳区長と葛友会の鈴木康雄会長などが、東友会の原爆犠牲者慰霊碑のある青戸平和公園に植樹されている広島の木・クスノキと長崎の木・クロガネモチに献水した後、2014年から式典会場を「テクノプラザかつしか」に移して開かれました。
式典は、参列者全員による黙祷で開会。青木区長や国会議員などが挨拶した後、葛友会の鈴木会長が「被爆し苦しみながら必死で頑張っている被爆者が区内に100人以上いる。世界中の人たちが二度と不幸な目に遭い、つらい思いをすることのないよう、全世界に原爆を使ってはならない、戦争をやってはいけないと伝えていきたい」と挨拶をし、感動を呼びました。
その後、葛友会の被爆者の被爆体験を聞いて平和の尊さを学んだ葛飾区南奥戸小学校の児童18人が、みんなの平和への決意を詩にして元気いっぱいに暗唱し、大きな拍手に包まれました。
つどいは区内各地が折った千羽鶴の献架の後、区長、議員などに続いて東友会の大岩孝平代表などが献花し、参加者全員が献花して閉式しました。