東都生協が平和のつどい 被爆証言を聞き、多彩なイベントも
東都生協の「第11回平和のつどい」が7月26日、世田谷区上北沢の「さんぼんすぎセンター」で開かれました。「被爆体験を語る」では、世田谷区の被爆者の会・同友会の木村徳子会長が、国民学校4年生のとき、長崎・新地でうけた被爆のもようを語りました。
生協からは、組合員が編んだ膝掛けが東友会に贈られました。
メイン企画はピーター・フランクルさんの大道芸と講演。日本が大好きで日本語も流暢。国際数学コンクールで金賞を取った才能を生かしておもしろい数学を披露。「英語ではイエスとノーしかないが、日本語は奥深い」とか、「世界の戦争は宗教がらみだが、日本では神道も仏教も混在して庶民の生活にいきている」など、示唆に満ちた講演でした。
3階建ての会館には、「原爆と人間」展パネル、「第五福竜丸とビキニ事件に関する展示」「折り鶴タペストリー ――ひとりひとりの平和のねがい――」が展示され、体験コーナーでは「戦争ホーキ作り」「モチーフ編み体験」などがあり、3階集会室では「すいとん試食」もおこなわれ、楽しく、意義深いつどいでした。